メールマガジン『リーダーへの提言』
2010年11月
『元気な企業の現場力』
現代は「経営の二極化が進み、業種間格差より企業間格差の方が大きくなっている」といわれています。さらに「強い企業を調べてみると、必ず強い現場力を持っている」というのです。
ダーウィンの進化論には「最も変化に敏感なものが生き残る」という言葉があります。企業も一種の生命体。生き残るためには、時代に敏感な対応をしなければなりません。現場力の強い企業でも、社員が現状に満足し、今の状態で良いと思ったら、その時点で進歩は止まってしまいます。
企業の成長力を支えているのは、現場の集団力です。企業がこれからも素晴らしい価値を創造し、元気に成長していくには、社員一人ひとりの向上心が大切。地味な仕事でも誠実にこなし、物事を自分の頭で考え、どのような状況においても最善の判断ができるよう、研鑽を積み重ねていきたいものです。