メールマガジン『リーダーへの提言』
2011年9月
『鑑識眼を養う』
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が あります。勝つときは運も含めた要素が味方して勝つこともあるが、負 けるときは必ず何かしらの原因があるということです。
何事においても、原因を追究する姿勢は大切です。しかし、間違った理論や事象を信じてしまっては、どうしようもありません。情報過多社会においては情報の真偽を見抜き、自分に必要なものを
引き出す能力が求められています。
情報をむやみに信用せず、テレビ、 新聞、雑誌、インターネットなど、様々なメディアを見比べ、多角的な見方をすることが必要です。 ひとつの物事を信じたり、ひとつの夢を一途に追求するとき、人間は大きな力を発揮します。自己実現を図り、より良き人生を歩むためにも、真実や本物を見極める「鑑識眼」を養うことが何よりも大切です。